大阪・東京への出張。飛行機、新幹線どっちがお得?

キャッチコピーアイコン 列車で行く? それとも飛行機? 出張のたびに迷ってしまう人も少なくないでしょう。出張の王道ともいえる東京〜大阪間で、最新の「お得事情」を調べてみました。明日の出張に、すぐ役立ちます。

永遠のライバル、JR vs 航空会社


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 新幹線に乗っていて「なんでこの駅に止まるんだろう?」と思うことがありませんか。たとえば「福山」や「新山口」。実はこうした駅はJRと航空会社のシェア争いが大きく影響しているのです。これらの駅がないと、出張利用者は広島空港や宇部空港への航空便を利用します。しかし新幹線をこうした駅に停車させ、本数を増やすだけでシェアが広げられる。これがJRの目論見。  出張を巡るJRと航空会社の争いは尽きることがありません。最新の出張事情を、目的別に比較してみました。




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所要時間で選ぶなら

 大阪出張で「新幹線派」と「飛行機派」がもっとも対立するのかここです。羽田から大阪の主要空港まで約1時間(羽田〜伊丹で1時間10分)。一方東京〜新大阪間の「のぞみ」は2時間40分。もっとも東京駅〜羽田空港間の移動は約40分、20分前に手続きが必要です。  加えて自宅からのアクセス、空港や駅から出張先までの移動時間を考えると、これは一概に比較できません。「乗換案内」サイトなどで比較してみるとはっきりします。  たとえば「新宿」から「なんば」へ行くのに、飛行機利用で3時間14分、新幹線利用で3時間28分という検索結果。ほぼ互角です。こうなると乗り換えの少ない新幹線を選ぶか、それとも乗車時間の短い飛行機にするか、個人の事情と好みで選ぶしかないのが、実際のところです。




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料金の安さで選ぶなら

 これもチケットの買い方でお得度が違ってきます。通常の割引きっぷであれば、JR東海の「ひかり早得きっぷ」が、1週間前までの予約で東京〜新大阪間1万2,000円。  一方、ANAの正規割引チケット「特割C」は、前日予約までで1万1,000円〜。JALには「スーパー先得」があり、これなら9,500円〜。ただし航空会社の割引は席数が限られていたり、早めの予約が必要だったりと条件も多く、急な主張には使えないことも。  日帰り出張でないなら、新幹線や航空券とホテルをセットにしたパック商品がお得です。「出張パック」「ビジネスプラン」などの名で販売されているホテル+移動プラン。旅行会社に問い合わせをすると、往復運賃と大差ない値段でホテルをプラスした旅行プランを紹介してくれます。ネットにも格安出張パックが多く見られますが,気をつけたいのは運賃。航空券や新幹線とホテルのセット料金の場合、空港や新幹線駅からホテルまでの料金が別になっていることが多いのです。大手旅行会社の場合、こうした運賃までセットで販売してくれますが、別途購入するのは手間も精算も面倒。あらかじめ確認が必要です。



ゆったり行けるのは?


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 格安航空会社「春秋航空」が計画している「立ち乗り席」が話題になりましたが、出張の行き帰りくらいのんびりしたいもの。シートの広さも重要です。  JRは長い車両のメリットを活かして、座席前後の間隔がゆったりとられています。あまり後ろに気を使わずにリクライニングできますし、なんといってもシートベルトがありません。とはいえ、周囲の話し声やヘッドフォンの雑音が気になることもありますし、ドアに近い席は乗り降りの際に騒がしいことも。  一方、飛行機はゆったりできるスーパーシートが利用できます。ANAのプレミアムクラスは足元だけでなくシート幅もゆったり。しかも羽田、伊丹はANAラウンジが利用できるので待ち時間に気持ちよく過ごせるほか、機内食も名店の味が選べます。  JALの「スーパーJ」はシートの豪華さ、設備でこそANAにかないませんが、わずか1,000円プラスするだけでアップグレードできます。ANAのアップグレードが約5,000円であることを考えると、手軽に利用できそうですね。  しかし、飛行機は離着陸時に席を立つことができないなど、列車にはない制約があります。このあたりも選ぶポイントになります。


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サービスで比べる

 飛行機も新幹線も、アテンダントによるサービスは過不足なしといっていいでしょう。わすか1時間から2時間のサービスでは、比較するまでもありません。ただビジネス面では大きな違いがあります。  機内での携帯通話が禁止されている飛行機に対し、新幹線は発信も着信も可能。デッキ部分で会話ができます。「電子機器」の利用も禁止されていないので、PCで作業することもできます。東海道新幹線は2009年に導入した「N700系」から無線LANが使用できます。もっとも事前に「ワイヤレスゲート」の契約が必要ですが、月額380円。出張の時だけの使い捨てでも惜しい金額ではありません。  ただし、N700系は窓際の席にしかACコンセントが用意されていません。PCを使うなら、予約時にA、E席を指定すること。


マイレージも気になる


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 マイレージ目当てに飛行機を利用する人も少なくありません。出張の多い人にとっては「塵も積もれば」なのです。  東京〜大阪間の区間基本マイルは280マイル。往復で560マイル。アップグレードや航空券との交換は10,000マイルから(ANAの場合)ですから、20回出張する必要があります。ただ個人の旅行でもマイルは貯まりますし、ショッピングでも加えることができます。  またマイレージカードはJAL、ANAともにICカードのため、事前にウェブで予約を済ませておけば、チェックインや搭乗はカードをかざすだけで通過できます。この手間のかからなさは魅力です。  新幹線にも「ビューカード」のように使った金額に応じてポイントの貯まるシステムがありますが、これはカード支払いが原則。飛行機のマイレージのように、どこで買おうと飛んだマイル数が貯まるというわけではありません。

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