クーラーに体が疲れ、自然の涼しさが恋しくなるこの時期。 そこで今回のタイムセルでは、東京で涼を求め、水のある風景を紹介します。

水しぶきを浴びて爽快 東京で滝を見よう


写真はイメージです
流れ落ちる水の姿が美しい滝。その音や落下したときに跳ね上がる水しぶきは、なんとも言えぬ清涼感があります。最近では癒し効果も期待され、滝めぐりをする観光客も増えているようです。
渓谷や山間にあるイメージがあるためか、東京と滝はイメージが沸き起こらないようですが、東京にも滝の名所があります。なかでも奥多摩は、多数の滝を持つエリア。環境庁が選ぶ「日本滝の百選」に選ばれた「払沢の滝」などは、森林浴とトレッキングを楽しみながら滝を望めばさらにリフレッシュするでしょう。
一方23区内にも緑豊かな場所に滝の名所が。特に武蔵野台地の突端となる王子エリアは、都内有数の滝が見られます。東京で滝めぐりをして、身体にこもった熱を解き放とう。

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■払沢の滝 「日本の滝百選」に選ばれた迫力満点の滝
東京で滝の多い地域となる奥多摩。中でも東京都で唯一の「日本の滝百選」に選ばれているのは、「払沢の滝(ほっさわのたき)」だ。北秋川の支流が流れる4つの段からなる滝は、合計で高さ60メートルもある。
ただ上のほうは木々に覆われているため全体は見渡せないが、滝つぼの近くから約25メートルの高さまで見上げることができる。その雄大な滝しぶきを見れば、東京にいるという感覚を失うだろう。
また滝つぼには大蛇が住んでいたという伝説もあり、神秘あふれる滝となっている。毎年夏には夏祭りが開催され、ライトアップされた滝を眺められる。より幻想的な滝と出会うだろう。
払沢の滝ふるさと夏まつり
開催日:8月21~22日
ライトアップ:18:30~21:00(予定)
花火時間:21日19:30~
開催場所:払沢の滝周辺
アクセス:JR五日市線「武蔵五日市駅」からバス約25分、「払沢の滝入口」下車、徒歩15分
問い合わせ:042-598-1011 (檜原村産業環境課観光係)
檜原村役場 http://www.vill.hinohara.tokyo.jp/
払沢滝周辺の宿は こちら
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写真:北区地域振興部
■「名主の滝公園」 都内きっての滝の景勝地
東京・北区王子駅から徒歩10分。ケヤキやエノキ、シイの木など緑で生い茂る「名主の滝公園」がある。
もともと武蔵野台地の端に位置する王子近辺には、滝が多く存在した地域だ。江戸時代の安政年間(1854~1860)には、王子村の名主「畑野孫八」が自邸に滝のある庭園を開いた。
それがこの公園のはじまりとなり、「名主の滝」の由来も畑野氏からきている。かつては「王子の七滝」と呼ばれる滝の名所だった王子だが、七つの滝で現存するのはこの「名主の滝」のみ。
園内には落差8メートルを有する男滝(おだき)のほか女滝(めだき)、独鈷の滝(どっこのたき)、勇玉の滝(ゆうぎょくのたき)と4つの滝があり、都内きっての滝の景勝地となっている。
所在地:東京都北区岸町1-15-25
アクセス:JR、東京メトロ「王子駅」から徒歩約10分
開演時間:9:00~17:00 休園日:年末年始12/29~1/4問い合わせ:03-3908-9275 (北区役所道路公園課)
名主の滝公園 北区案内 http://www.city.kita.tokyo.jp/docs/facility/055/005519.htm
王子周辺の宿は こちら
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写真:世田谷区役所より
■「等々力渓谷 不動の滝」 23区内唯一の渓谷にある霊水
東京23区内で唯一となる渓谷「等々力渓谷」は、コンクリートジャングルに残された水と緑のオアシス。
多摩川の支流である谷沢川の浸食によって形成された渓谷で、大井町線等々力駅から徒歩10分歩けば「等々力渓谷公園」へとたどり着く。
園内に足を踏み入れると、別天地となる緑豊かな渓谷が広がる。見どころも多く、横穴古墳などが名所となっている。そこからさらに奥へと過ぎ突き進んでいくと、お稲荷様を祀った「稲荷堂」の隣に滝の姿が……。
「不動の滝」と呼ばれる二つの小さな滝だが、その昔大きな音を轟かせていたという。それが現在の「等々力」地名の由来にもなっている。また言い伝えによると800年ほど前に等々力不動尊が開設されたときに湧き出てきたそうだ。
滝の水は霊水として信仰され現在でも修行僧の姿が目撃される、都内の隠れたパワースポットだ。暑気払いとともに禊をしてみては!?
所在地:東京都世田谷ウ等々力1-22
アクセス:東急大井町線等々力駅下車徒歩3分問い合わせ:03-3704-4972(多摩川公園管理事務所)
等々力渓谷ウェブサイト http://home.catv.ne.jp/dd/ohmura/
等々力周辺の宿は こちら
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手軽に感じる涼なら水族館へ


写真はイメージです
手軽に涼しさを求めるなら、なんといっても水族館。
水の持つ涼しさのほかに、愛らしい魚たちの姿が暑さを和らげてくれます。
東京の水族館はランドマークとなる地にあることが多い。
そのため、散歩気分で東京の街をそぞろ歩き涼みがてら水族館を訪れる、というスタイルがオススメです。

写真:サンシャイン国際水族館より
■「サンシャイン国際水族館」 リニューアル工事目前、休館前に訪れよう
ペンギンやアザラシ、マンボウなど水族館のスターたちも勢ぞろいする「サンシャイン国際水族館」。開館当初は超高層ビルにある水族館と話題をさらい、今ではすっかり東京の名物水族館に。
来年夏にリニューアルオープンを予定しているため、今年の夏をもっていったん休館するという。永年愛される水族館だけに、休館前にぜひその姿を目に納めておきたい。
所在地:東京都豊島区東池袋3 サンシャインシティ・ワールドインポートマートビル屋上(10階)
アクセス:JR池袋駅東口から徒歩10分問い合わせ:03-3869-5152
サンシャイン国際水族館http://www.sunshinecity.co.jp/sunshine/aquarium/
池袋でそぞろ歩きをするなら……
米国の建築家の巨匠・フランク・ロイド・ライト設計で重要文化財に指定されている。
立教大学に隣接する江戸川乱歩記念大衆文化研究センターには、故・江戸川乱歩の邸宅跡地が残る。
■雑司ヶ谷霊園
夏目漱石、泉鏡花、竹久夢二、小泉八雲、永井荷風、ジョン万次郎、金田一京助、東條英機らが眠る。
所在地:東京都豊島区南池袋4-25-1
アクセス:JR池袋駅東口下車徒歩15分、地下鉄有楽町線東池袋駅下車徒歩10分
問い合わせ:03-3971-6868
池袋周辺の宿は こちら
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写真:上野不忍池
■「恩賜上野動物園 両生爬虫類」 日本水族館史を語る上で欠かせない
上野で水族館?と違和感を覚える方も多いだろう。上野といえばそう、「上野動物園」だ。しかし上野動物園内にある「両生爬虫類館」は、日本の水族館史の幕開けを語るに欠かせない場所。
時は明治15年(1882年)、怒涛の如く西洋文化が流入する東京・上野動物園の一角に日本初となる淡水魚の展示施設が設けられた。
また上野は1890年に内国勧業博覧会が開催され、そのとき日本初となる水族館が開かれた日本の水族館の発祥地。現在の展示室はかつての展示室と同じ位置にあり、両性爬虫類館とあってワニやカメなどが見られる。
所在地:東京都台東区上野公園9-83 上野動物園
アクセス:JRほか池袋駅東口から徒歩10分
開園時間:9:30~17:00
問い合わせ:03-3828-5171
上野動物園 http://www.tokyo-zoo.net/
上野公園でさらなる涼を感じるなら……
9月26日まで上野公園内にある「国立科学博物館」では企画展『大哺乳類展……海のなかまたち』が開催中
夏はハスが咲き乱れることで知られる不忍池。ボート遊びも楽しめる池の中央には谷中七福神の一つ弁天道が。
上野周辺の宿は こちら
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写真:葛西臨海水族館より
■「葛西臨海水族園」 水族館の王道を行く
カップルにもファミリーにも人気の葛西臨海公園から徒歩10分。
葛西臨海水族園に足を運ぶと、長方形の頭の形をしたサメや回遊式の水槽で猛スピードで疾走するマグロがお出迎え。
そのほかペンギンやウミガラスなど47の水槽に約650種の生物に囲まれた東京を代表する大型水族館となっている。
所在地:東京都江戸川区臨海町6-2-3
アクセス:JR葛西臨海公園駅下車徒歩5分
電話:03-3869-5152
会館時間:9:30~17:00
葛西臨海水族園さらなる涼を感じるルート
水族園周辺の駐車場は行楽シーズンの休日になると駐車場が混雑することが多い。そこでおすすめの行き方は、「お台場海浜公園」から「東京水辺ライン」という水上バスに乗り、水族園駅近くの葛西臨海公園で下車する約45分のルート。水のせせらぎを感じて水族園に向かうという、夏の涼にぴったりのコースだ。
東京水辺ライン(水上バス)
問い合わせ:03-5608-8869(財)東京都公園協会
http://www.sumidas.com/ryogoku/mizuve/
葛西臨海公園周辺の宿は こちら
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