今年のお正月はどのように過ごしましたか?昨年と比べて、少し短めの休暇のため、のんびり過ごせなかった方に、いつもとはちょっと違う、旧正月を楽しんでみてはいかがでしょう?

旧正月の春節ってなに???


※写真はイメージです。
つい先日、日本では新年を迎えましたが中国では、これから新年を迎えます。この違いは、時間の数え方の違い、つまり暦の違いによって生まれています。今日、日本や欧米諸国が採用しているのは「太陽暦」といって、地球が太陽の周囲を1公転する時間を1年とする暦です。一方、中国の暦である「太陰暦」では、新月を1日、満月を15日として、1ヶ月を29日ないしは30日と数えます。この時間割で12ヶ月1年を数えると、1年は354日となり、太陽暦より11日短い日数となります。そして太陰暦によると今年の新月は、2月14日となり満月の出る28日までが、お正月「春節」のお祝いの期間となります。

旧正月には、どんなことをする???


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●お正月を迎えるには…
春節の行事の始まりには、「竈神(そうしん)」を天上の神「玉皇上帝」のもとへ送り出す行事をします。竈神とは、一家の台所にいる神様で、家庭内での様子をつぶさに観察しています。その一家の様子を玉皇上帝へ報告するのが、このお正月の時期なのです。 玉皇上帝は、人間の善悪を審査する民間信仰上の最高神のため、人々は自分たちの悪行より善行を伝えてもらおうと、竈神にさまざまなことをします。 一家の主人は、紙に印刷された竈神の口元に飴をこすりつけて、ときにはお酒をすりこませます。飴が口もとにつけられたことで口がネバネバし、悪事が話しにくくなる、またお酒を飲んで上機嫌になることで善いことを玉皇上帝に伝えてもらうためとも言われています。また、中国の寺院につきものの「紙銭」は、燃やすことによって「あの世」で通用するお金を渡すことが出来ると考えられています。竈神には、玉皇上帝に会うまでのたびの道中に必要な旅費として紙銭を多く燃やします。
●中国のお正月準備
竈神を無事に送り出した後は、迎春の準備をします。花を飾り、サラミソーセージ風の猟腸やかもの燻製の板鴨などの正月料理を用意します。このほか中国の正月に欠かせないのは、蜜柑。金を連想させる色であることと、柑の音が中国語で「吉」に通ずることから縁起物として好まれています。 また日本のお年玉とおなじ意味を合いの「紅包」では、中国では偶数が好まれることから偶数や八の数のお札を用意し、親から子へ、既婚者から未婚者へと送る準備をします。
●お正月期間中は、何が見られる?
いよいよ新年を迎えるときには、いっせいに爆竹を鳴らします。爆竹の音は、家の中にいる悪鬼や妖怪、悪霊などを退散させて福を呼び込むと言い伝えられています。年が明けると、女性たちは新年のあいさつ回り、男性は1年の運試しに博打や麻雀をします。
また、この時期に商店の入り口や家の玄関などには、「福」の文字が逆さになっている紙を見かけることができます。中国語で「倒」と到着の「到」の発音が同じなので、福を逆さまにすると「福倒了=福到了」→「福が到着する」、という意味になることが理由だそうです。 お正月の最後を飾るのは、「灯節」、ランタン祭りです。もともとは「上元節」と言われ、「三官大帝」の一人の陰暦の誕生日がこの時期だったこととして習慣に残っているようです。寺院や商店、各家庭でも提灯やぼんぼりを飾り、お正月を締めくくります。
世界のチャイニーズニューイヤーを楽しもう!


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●せっかく行くなら本場・北京へ!
本場中国の春節を味わうなら、北京市内のイベントに行ってみよう。連日多くの人でにぎわう「地壇公園春節文化廟会」がオススメ!
場所:地壇公園春節文化廟会、地下鉄2号線安定門駅下車徒歩5分
●爆竹を楽しむなら上海へ!
爆竹で有名な上海の春節。町のいたるところで、大きな花火があがるという。また、古きよき中国の雰囲気が残る上海の豫園は、下町情緒あふれる風情は、一年中多くの観光客であふれた正月にもオススメのスポット。
・豫園
場所:地下鉄2号線「南京東路」駅からタクシーで約10分
営業時間:9:00~17:00(春節時のみ)
入場料:大人30元、子ども10元
詳細:ウェブサイト
●気軽に本場の旧正月を楽しむ香港!
旧正月フェスタ
2010年2月15日~21日
・パレード
開催日:2月14日
開催時間: 20:00~21:30(オープニングイベントは19時より。 要入場券・有料
ルート: チムサアチョイの香港文化センター~ソルズベリー・ロード~カントンロード
~カオルーンパーク・ドライブ~ソルズベリー・ロード(終了)
観覧席入場料: HK$150(予定)
詳細:ウェブサイト
・ 旧正月花火大会 ビクトリア・ハーバーに豪快な花火が打ち上げられる。
開催日:2月15日
開催地:セントラル~チムサアチョイ間のビクトリア・ハーバー
開催時間:20:00~
・ 旧正月競馬 旧暦最初のレースには、景気を付けようとするファンで溢れる。
開催日::2月16日
開催地:新界・シャティン競馬場
●そのほか世界のチャイニーズニューイヤーイベント情報
台湾
台北市内にある龍山寺は、新春の儀式でも有名な寺院で、台湾の正月気分を味わうに最適な場所。また、2日目には、婦人の実家に戻るのが台湾の旧正月の風習。5日目になると商売繁盛を願ってお店などが営業開始します。
・龍山寺
住所:台北市萬華区広州街211号
電話:02-2302-5162
詳細:ウェブサイト
シンガポール
本場・中国とは異なる文化を味わうのもいいだろう。シンガポールの旧正月には、白身魚やサーモンスライスなど生の魚に「魚生(イーサン)」つけてを食べる風習がある。食べ方にも決まりがあり、大皿に盛った料理をみんなでいっせいに長い箸で持ち上げて食べるそうだ。最近では、香港、台湾、中国本土へも普及しつつあるという。アメリカ<サンフランシスコ>
米国屈指のチャイナタウンを誇るサンフランシスコのチャイニーズニューイヤーは、1860年代のゴールドラッシュ以降から続く伝統的なナイトパレードが目玉。
開催日:2月27日(土)
開催時間:17:15~
詳細:ウェブサイト
カナダ<バンクーバー>
毎年およそ3,000のパフォーマーが参加する、盛大なバンクーバーのチャイニーズ・ニューイヤー・パレードは必見!
開催日:2月14日
詳細:ウェブサイト
英国<ロンドン>
1805年のトラファルガーの海戦を記念して造られた歴史的な「トラファルガー・スクエア」で行われるセレモニーは、花火なども打ち上げられる。
開催日:2月21日
開催時間:12:00~18:00
開催場所:トラファルガー・スクエア、レセスター・スクエア、チャイナタウン
詳細:ウェブサイト
フィンランド<ヘルシンキ>
北京の協力を得て、花火やマーケットも行われるというヘルシンキの旧正月もありました!
開催日:2月13日
開催時間:14:00~18:00
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